![]()
都学連の正式名称は「東京都学生自治会連合」。全学連の東京都支部であり、その名のとおり、都内の学生自治会によって構成する連合体です。
都学連を構成する学生自治会は、いずれも全員加盟制をとっており、民主的な運営を基礎にして学生一人ひとりの思いに根ざしながら、要求実現のとりくみを全学生ですすめています。
【学生自治会とは・・・】
学生自治会には2つの性質があります。
1つめは、学生に共通する願いを明らかにし、その実現のとりくみを全学生が協力してすすめる組織だということです。都学連加盟の自治会では、「授業・カリキュラムや勉学条件を改善して」「自由にサークル活動がしたい」「奨学金制度の拡充を」など、さまざまな要求に応えるとりくみをおこなっています。
2つめは、大学内外で学生の総意を代表する組織だということです。とくに「大学の自治」を担う一翼として、学生の意思を大学運営に反映させる役割をもっています。
こうした性質は、全学生の決定である学園の決議に基づく活動や、民主的手続きをふまえた執行役員の選出、アンケートや実態調査によって全学生の声を汲みつくす姿勢によって支えられています。思想的立場や経済的立場をのりこえて学生の中で議論し、一致点を築いてとりくむ活動は、さまざまな要求実現の成果を生みだしているばかりでなく、大学や社会における主体者としての学生の成長にもつながっています。

【都学連、全学連とは・・・】
各学園の学生自治会がつながってとりくむ意義を、3点にわたって述べます。
①都内の学生自治会の活動発展を
毎月の執行委員会では、執行委員が各加盟学園を代表し、お互いのとりくみや課題を交流して各学園の活動にいかしています。学園の経験が全都・全国のとりくみの発展につながる可能性は、個別のとりくみを進めていく上でのやりがいと希望を与えています。
「自治会学校」「スプリングセミナー」「オータムセミナー」といった企画や、各種とりくみへの決起会などでは、学習・交流とともに活動の教訓やこれからの展望を議論しあいます。これらのとりくみで学びあった仲間が、都内という地域的特性をいかして頻繁な交流もしながら、学園で元気に活動するようになっています。
②一つひとつの自治会では限界のある大きな問題にも、みんなでとりくむ
よりよい学生生活、よりよい大学を築くためには、国や社会への要請もかかせません。とりわけ、大学の基礎予算が年々減らされている現状では、学費負担軽減など学生支援の予算、施設や教学内容向上の予算、すぐにはお金にならない研究でも打ち込める予算など、どれも各大学に要求するだけでは限界が見えています。全学連や都学連として学生の声を大いにあつめ、国会・省庁やその他の社会的団体等へ要請する機会が、大切な結節点になっています。
高学費や就職難といった構造的な問題を学生の実態にひきつけながら、ともに学び考える場をつくるのも、都学連の大切な役割です。
③「学生自治会づくり」の支援
都内には、学生自治会が活動していない学園も多くあります。しかし、そうした学園の中にもなんとかしたい要求はたくさんあり、民主的なプロセスを経て学生自治会を再建・建設していきたいと願う学生もいます。
都学連は、そうした自治会のない学園の要求実現や、学生自治会づくりのとりくみにも役割を果たしています。
